[音ネタメモ帳]001_Schranz系のビート作り

 

自分の備忘録も兼ねて、前々からやろうと思っていた音ネタメモ帳コーナーでございます。
このネタの前提は下記の通り。

  1. なるべく一般的な音ネタやシンセで作る
  2. 自分的な解釈ではあるけどポイントを絞る

この様になっております。まあ音ネタやシンセはプラグインでどんどん追加できますが、持っているシンセが違うと自分の中で変換が必要なので、できるだけ入手しやすいもの(例えばSynth1なり、TR-909系のサンプルなり)で書いていきます。まあいちいち打ち込んだりせずに素材集買ってくれば早いんですけど

あと、こういった音作りはYoutubeでも解説動画が多いですし、ネタ元にしているところもあるので被っている事がありますが、なるべく一つの場所に纏めて見られるようにしたかった、という意図もあるので、そこはご容赦を。

今回の音

今回はSchranz系のビート作りに関するメモです。いきなりニッチなジャンルですが、SchranzのビートはHardcoreやHard Trance系にも持っていきやすいので、実は応用範囲は広いと思っています。

ちなみにSchranzってどんなの?という話ですが、Hard Techno/Hardcoreを混ぜたようなジャンルで、非常に重たくうるさいサウンドが特徴です。また、この手のビートで特徴的なのは硬いキックと合わせて裏打ちの「シュゴー」となる音でしょうか。単にハイハット刻んだだけでは出ない音が出ています。(この辺りはYoutubeなりでSchranz/シュランツと検索してみてください)

んで、今回の音ネタの打ち込みはこんな感じ。すべてTR-909系のサンプル(Kick,Snare,OpenHat,RideCymbal)で作成しています。

 

 

音はこんな感じです。あまり作りこんでないので、なんちゃって感があるのはご愛敬。(前半4小節が今回のネタの範囲)

※FL Studioのステップロールで打ち込んでますが、マス一つが16分音符です。
ピアノロールで打ち込む際は16分音符で打ち込んでいってください。

それぞれの音を細かく見ていきます。

Kick

今回はKickというよりSubKick, Snareの方がキモなのであまり解説する事がないのですが…、このジャンルでのポイントを挙げると、

  • サンプルはとにかく重たく、硬い音を選ぶ
  • 若干歪ませる

この二つがポイントです。特にSchranzは「重たく、速い」ジャンルなのであまり柔らかいキックを使ってしまうと逆効果です。また、歪ませる事もあまり強く歪ませるとGabba風味になってより派手に…と思いきや逆に「何かコレジャナイ」になってしまうので、アタックが少し前に出てくる程度に歪ませます。

Subkick

今回のキモその1です。あまり表立って鳴らすものではないのですが、これがある無しでだいぶ違います。前述の画像を見返していただくとわかりますが、実はSubKickを二つに分けて打ち込んでいます。両方とも同じ音ネタを編集しているのですが、違いはこのようになっています。

  • Subkick…アタック感の無い「モワモワ」とした音
  • SubKick2…”若干”アタック間のある、「ドンドン」とした音


左がSubKick, 右がSubKick2です。SubKickはアンプエンベロープでアタックを削っている点に注目。

この二つをどう打ち込むかですが、ここで先ほどの画像を見てもらうとわかりますが、アタックの遅い方のSubkickを16分前にずらして連打を重ねています。

この二つの打ち込み方のポイントですが、

  1. アタックの遅い音で音が持ち上がってくる感覚を演出
  2. アタックの早い音で裏打ちの細かい音(=スピード感)を演出

という考えで打ち込んでいます。Schranzのビートは音が隙間を縫って出てくる様になるので、こうしてKickの隙間を打ち込んでいるわけです。
ちなみに、それだけであればサイドチェインコンプがあるのでは?と疑問に思われる方もいると思いますが、実際サイドチェインで演出するのもありなのですが、キックを抜いたときに突然低域が変な持ち上がり方をして違和感があるので、完全にサイドチェインOnlyというのは無しだなーと(僕は)思っています。ただ、音量の持ち上がりを補強するために少しサイドチェインコンプで補正することは十分に有効です。

んで、残りはSnare,Hat,Rideとなるのですが、ここまで書いたところでえらい長くなりそうな予感がしたので今回は一旦ここまで。続きはまた次回。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です