[音ネタメモ帳002-2]HardstyleなKickの研究 その2

M3入稿やらなにやらで遅くなったけど、HardstyleなKickの研究その2!

まず、前回のサンプルをおさらい。

前回解説したポイントは、下記の二点でした。

  • キックとベースを別々に作る方法だけでなくキックとベースをまとめて作る方法もある
  • まとめて作る場合はシンセでキックを作成する

んで、ベースとなる波形はsineかtriangleであること、音域は低くてもE2程度という所でここからようやくキックらしい音を作っていきます。

まずはオシレータのセッティングから。ここは前述のとおりSineを設定します。

次に、キックらしい音…の音量感を作成してあげる必要があります。
この場合のセオリーとしては、VCAでAttackはDecay短め、Sustain低めとなります。

サンプルサウンドはこちら(わかりやすいように1オクターブ上で鳴らしています)

というわけで、VCAにてDecay短め、Sustain低めの音を作りました。ここではSustainの音はかなり小さめに設定していますが、この後の加工でかなり音量が持ち上がるので、「聴こえるかな?」くらいの音量間で大丈夫です。
ただ、サンプルサウンドを聴いてわかる通り、あんまりキックっぽくない音、というか、ただのベースにしか感じないと思います。そこでもう一工夫を加えてキックらしいアタック感を表現してあげる必要があります。

そのためのレシピとしては…今回はPitchに対してEGを設定し、250Hzから100Hzまでピッチを下降させることで、キック音特有の‘”ドムドム”という音を作ります。
サンプルサウンドはこちら(前半8小節は1オクターブ上、後半8小節が本来のオクターブです)

いかがでしょうか?先ほどとの違いはPitchで上下の動きを付けただけですが、ドラムマシン系のキックが出来上がっています。実は、アナログ系ドラムマシンは大体このような形で独特なキック音を作っています。(機種によってはフィルター+レゾナンスの発振で作る、という物もあるようですが)

さて、これにてキックの音(と、小さくて聴こえづらいけどベース部分)が出来上がりました。ここからさらに加工して最初のサンプルで鳴らしていた派手なキックに仕立て上げていくのですが…続きはまた次回!

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