Against the Clockに挑戦!

皆さんはAgainst The Clockという企画をご存知でしょうか?

イギリスの音楽メディアことFACTの名物企画で、クラブシーンを活躍するクリエイターに「10分間」という制限時間内で1曲作るという物です。

参考動画:Ferro – Against Teh Clock

限られた時間の中で次々と音を編んでいく姿はクリエイターとしてもかなり学ぶところが多いのですが、学んだら実践しないとね、という事で、いっちょ自分も挑戦してみっか的な見切り発車でAgainst The Clockに再挑戦しました。
再挑戦というのは、過去にも一度チャレンジしたのですが、結局あまりよろしくない結果になってしまったので、今回はリベンジも兼ねてのネタとなっております。

さて、Against The Clockのルールですが、様々なサイトで調べると主なルールは下記の模様。
今回はこれに則ってみました。

  • 制限時間は10分間
  • ジャンルは何でもあり
  • テンプレート、プリセットの使用はOK
  • 同じくサンプルの使用はOK(と言ってもループを使っている人はあまり見かけませんが…)

最終的には3分程度の曲でSoundCloudにもアップロードされていますが、今回は動画の範囲で大体8~16小節分を目安にしました。

さて、このルールで何とか作ったのがこちら。

うーん、Future Bass的なトラックを狙ったけどまがいもの状態で面白くない、というかいくつかリズムがずれててしょっぱいw
おまけに制限時間を5分過ぎるという失態。というか10分間ちょうどだととてもアップできない代物でした…

動画ではかなりサクサクと作っているのに比べて結構モタモタとしていたところがあるのが敗因だったのですが、動画と自分でやってみての比較で何が違うかを軽く考察してみました。

1.作曲の流れ

各クリエイターの動きを見てると、かなり流れるように次の作業へと進んでいるのが分かると思います。多分シーケンス止めてるのは音色確認くらいで、「これだ」と決めたら即レコーディングという形。

自分の作業だと「ええと、こう弾くという感じで…」と10~20秒ほどフレーズの検討で止まっているシーンが多々ありました。これが5パートあればもう1,2分は使っているわけで時間のわりに作業工程が少なくなってしまう。

2.レコーディングの流れ

シリーズの中では時折ハードウェアのシーケンサーを使う人も居るのですが、ほとんどのクリエイターはリアルタイムで演奏をしながらシーケンスを組んでおり、後で微調整や修正、という流れがありません。
実際やってみるとわかるのですが、この制限時間の中ではあまりシーケンスをあれやこれやと直している時間がなく、できるとすればショートカットキーでクオンタイズするとか、「一音だけちょっと直す」とかそのレベルです。
かなり基本的な話ではありますが、「いかに正確に演奏できるか?」というスキルもAgainst The Clockには必要な要素でした

3.テンプレートの完成度

流れるように作業する、正確に自分の欲しいフレーズを弾きこなす、これを支えるために「どのくらい環境を整理しているか?」がかなり重要であると思いました。
実際、音色の呼び出しやエフェクト起動で待っている暇はほとんどなく、「一パート作ったハイ次!」をかなりのスピード感で行わなければならないので、マウス1,2クリックで次のパートが作れる、という形が理想となります。

今回はプリセットを使って音色作りの手間をなくす、という方針で進めていましたが、あらかじめ「このパートはこの音色がデフォルト」というレベルでテンプレートの精度を上げる必要があるなぁ…と痛感しています。
過去に某クリエイターから「このクライアントだと”こういう音が好き”だとわかってるから専用テンプレート作って効率化している」という話を聞いたことがありましたが、「自分の中でのド定番」という観点でテンプレートを作り直すことが必要ですね。

まとめ

今回はほぼ思いつきでAgainst The Clockにチャレンジしてみましたが、自分の作曲の流れやスキルなど作曲に必要な要素がどれだけ効率的になっているか?が嫌でもわかる企画だったので、作曲スピードを上げたいクリエイターはぜひチャレンジしてみてください!

ちなみに、10分じゃちょっとキツすぎる…という方はTwitter上にて「深夜の2時間DTM(@2hoursDTM)」という企画が隔日開催されているのでこちらで準備運動がてら挑戦することをお勧めします。こっちだと参加者も多いし、聴く人も多いから結構モチベ上がりますよ!

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