今メインで使っているDAWはImage-LineのFL Studioなんですが、とうとう次バージョンが公開されたようです。
Image-Line社ホームページ
これまでの最新版は12だったので次は13…と思いきやいきなり20に。公式フォーラムはあまり見ていないのですが、20周年ということもあるのでFL Studio 20としたようですね。
毎回、嬉しい改善を続けてくれるDAWなので取り急ぎアップデートし、2,30分ほど触ってみました。気に入った所を簡単に書いてみましたので、アップデートを検討されている方は下記のリンクからどうぞ。
FLでもマスコア作れる、やったぜ。
今回の機能ではほぼワンタッチでトラックをオーディオかすると共に、レンダリング元のトラックは自動ミュート状態になるなどかなりフリーズ機能を意識しているという感じです。
ただ、レンダリング時の出力先がFLのUser Data Folderしか指定できなかったり、フリーズした後、再度トラックの編集をしたいときの切り戻し方が分かりづらかったりと、細かいところはまだまだ使い方に気を付けないといけない感があります。(ちょっと動作安定していないかも?)
ちなみに今回の最大の目玉はMacOS完全対応(しかもWindows版でライセンス買ってればMacもOK)らしいんですが、あいにくMacはうちに無いので今回は取り上げていません。ただ、これで「MacだからFL使えない」という人にも布教ができるなと思っていますw
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これまでの最新版は12だったので次は13…と思いきやいきなり20に。公式フォーラムはあまり見ていないのですが、20周年ということもあるのでFL Studio 20としたようですね。
毎回、嬉しい改善を続けてくれるDAWなので取り急ぎアップデートし、2,30分ほど触ってみました。気に入った所を簡単に書いてみましたので、アップデートを検討されている方は下記のリンクからどうぞ。
メインの画面はこんな感じで、FL Studioとしてのレイアウトはあまり大きく変わっていません。
しいて挙げるなら、ウインドウ最小化・最大化・閉じるがメインウインドウ左上から右上に移動したのと、再生パネル下にプログレスバーが追加された点でしょうか。楽曲の構成や再生位置はプレイリストでも見られるのですが、拡大するとなかなかわかりづらくなるので、こうしてざっくりと位置を見られるのはなかなか良い感じです。
しいて挙げるなら、ウインドウ最小化・最大化・閉じるがメインウインドウ左上から右上に移動したのと、再生パネル下にプログレスバーが追加された点でしょうか。楽曲の構成や再生位置はプレイリストでも見られるのですが、拡大するとなかなかわかりづらくなるので、こうしてざっくりと位置を見られるのはなかなか良い感じです。
プレイリスト
今回のアップデートでかなり嬉しい改善が入ったなと思う所です。
基本レイアウトはFL12の時と同じなのですが、地味に画面上の左右スクロールバーのデザインが変わっており、現在のクリップの配置状況が細長く表示されています。これにより、楽曲のどのあたりを表示しているのかが分かりやすくなっており、楽曲の構成アレンジも非常に進めやすくなっています。これだけでも20にアップグレードする価値あるんじゃないかな。
基本レイアウトはFL12の時と同じなのですが、地味に画面上の左右スクロールバーのデザインが変わっており、現在のクリップの配置状況が細長く表示されています。これにより、楽曲のどのあたりを表示しているのかが分かりやすくなっており、楽曲の構成アレンジも非常に進めやすくなっています。これだけでも20にアップグレードする価値あるんじゃないかな。
また、トラック単位の整理も改善が入っており、「Group with above track」でトラックごとのグループを作る事ができるのですが、ここで上位トラックの赤丸で囲んだ部分をクリックすると…
このようにグループ化したトラックの縮小表示ができるようになっています。Channelウインドウで使えていた、「zip selected」がプレイリストでも使えるようになったという感じですね。編集が終わったトラックの縮小表示が楽になるので、トラックが増えてきた時も編集が楽になりそう。
チャンネル
Channelウインドウは大きな変化はないように見えるのですが、旧FL使いにとって懐かしい機能が復活していました。FLのバージョン一桁台の時に使えていた、ステップシーケンサーのパラメータ設定です。(正式名称?はGraph Editorだとか)
いつの間にか消えていた機能だったのですが、ピアノロール画面を出さなくてもベロシティ、ピッチの設定がすぐにできるというのは意外と馬鹿にできる物ではなく、軽くドラムの打ち込みをやるのであればこっちの方が早いという位です。特に、個人的にはShift(各ステップの発音を遅らせるパラメータ)がまた編集できるようになったのは良いかも。
とにかく、使い勝手は旧FLと変わらない、というかGUIが洗練された分、若干使いやすくなっているのでこれも良アップデートです。欲を言えばTS404との組み合わせで使いたかったけど、TS404自体がもう無いからだめか。
とにかく、使い勝手は旧FLと変わらない、というかGUIが洗練された分、若干使いやすくなっているのでこれも良アップデートです。欲を言えばTS404との組み合わせで使いたかったけど、TS404自体がもう無いからだめか。
その他
上記ではGUI周りの改善を取り上げましたが、他にもいくつか気になった機能もあります。まだ触れている時間が少ないのでどう活用するかが見えてないけども。パターン、プレイリスト内での拍子変更
その昔、FLではやる予定がないと聞いていただけに実装されていたのは驚いたのですが、何気に拍子変更にも対応しております。全バージョンまでは全体の拍子設定こそできたものの、曲途中での拍子変更はできなかったので、パターンを短く切って疑似的に変拍子を再現したりと苦労していたのですが、これで変拍子曲の制作も対応できるようになりました。トラックフリーズ
こちらも実装されてて驚いた機能ですが、トラックのフリーズができるようになっていました。これも前バージョンでは疑似フリーズといった感じの機能はあったのですが、どちらかというとトラック単位でのレンダリングという趣が強い感じでした。今回の機能ではほぼワンタッチでトラックをオーディオかすると共に、レンダリング元のトラックは自動ミュート状態になるなどかなりフリーズ機能を意識しているという感じです。
ただ、レンダリング時の出力先がFLのUser Data Folderしか指定できなかったり、フリーズした後、再度トラックの編集をしたいときの切り戻し方が分かりづらかったりと、細かいところはまだまだ使い方に気を付けないといけない感があります。(ちょっと動作安定していないかも?)
全体をみて
今回はFL20周年ということもあり、新機能だけでなく懐かしの機能復活もあったりなど、ちょっと特殊なバージョンである事を意識させられるバージョンだと感じました。特にプレイリストのGUI変更とGraphEditor復活はいろいろと捗る!ちなみに今回の最大の目玉はMacOS完全対応(しかもWindows版でライセンス買ってればMacもOK)らしいんですが、あいにくMacはうちに無いので今回は取り上げていません。ただ、これで「MacだからFL使えない」という人にも布教ができるなと思っていますw
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